1,2か月前とちょっと時間が経ってしまいましたが、ビジネス系の本などをいくつか読んでました。
今回の記事では面白かった本3冊を紹介します。
82年生まれ キム・ジヨン

- 作者: チョ・ナムジュ,斎藤真理子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たまたま人がすすめてたツイートを見たのと本屋で見かけたのとで
思わず買って読んでしまいました。
ざっと内容をいいますと、少女時代から成長するにしたがい年代ごとに直面する韓国社会での女性の生きづらさを描写したストーリーです。
例えば就職時の女性不利問題や、結婚出産時に男の子を期待されたりと
ストーリーの全体に、うぅっとなる女性特有の不利な描写がつらくなってきます。
ちょっと読んでると心が苦しくなってきます...。
ですが、これは男性ほど読むべき本だな!と思いました。
穿った見方をすると、おそらく女性特有のつらかった具体例を著者がいろいろ取材してて、それらを詰め込みすぎてるなとも感じますが、それでも言い過ぎではなく男性側は知っておくべきこどだなと思いました。
実験思考

実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book)
- 作者: 光本勇介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2019/05/09
- メディア: 単行本
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しばらく前にCASHという即金質屋的アプリ?とリリースした光本勇介さんという方の本です。
これも0→1でビジネスを作る人はこんな考えをしてるんだとよくわかる本でした。
エピソードとしてカーシェアリングとかが流行る何年も前に光本さんの会社がやってたのは驚きました。シェアリングの概念がまだ市場にできていなかったのでダメになったとか。
また売り方も価格自由で、書籍だと390円、電子書籍だとなんと0円。
そんで読んだ後に価格に見合った金額を特別ページから払ってくださいというものです。
値段もタダみたいなものなので読んでみて損は無いと思います。
福岡市を経営する

- 作者: 高島宗一郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは「決算が読めるようになるノート」を書いていらっしゃるシバタナオキさんが紹介してた本なのですが、かなり感動しました。
この本を読む前から福岡市っていろいろとメディアで取り上げられてるな?と思ってました。
IT系のイベントも福岡市でやることが多いし、有名IT企業も起業してたり、支社、例えばLINEとかも福岡市でやってたりとよく福岡市を見るなーと思ってたところでした。
本書では福岡市長である高島宗一郎さんが市長に立候補する過程、市長になってからの話が書かれています。
確かにその辺の話を面白いのですが、私がとても感動したところはプロレスの実況中継の話です!
もうほんと感動した!
幼いころからプロレスが好きで実況中継をしてみたいと考えていたそうです。
テレビ局の仕事についてからもプロレス好きは変わらず、いつの日かやりたいという気持ちは変わっていません。
ですがそれがある日、たまたまほんとにたまたま、福岡で行われたプロレスの試合でプロレスアナウンサーの都合が悪くなり、高島さんが実況できることになり、絶賛されるような実況をして驚かれそれ以来プロレス実況の仕事が増えていったそうです。
いやーこういう話は大好きです。
昔の指揮者・小澤征爾を思い出させますね。
っというわけでこんな本を読んでみました。
でわでわ~