「しくみがわかる Kubernetes」はかなりオススメでした

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10月11月となかなかにお仕事が忙しい。障害でまくりで、何が原因なんだよー!とひーひーいいながら障害対応してなんとか収まってきたのが10月末。

業務でClouderaのアップデートをなんとかはじめてるのでなかなか緊張感があります。

その上子供も元気活発になってきたのでほんとお勉強する時間がありません。

そんな中ネットワーク試験も終わったし興味のある本をかたっぱしから読んでみようと思って、Kubernetes の本が読みたくなりました。

そこで読んでみたのがこの本。

しくみがわかるKubernetes Azureで動かしながら学ぶコンセプトと実践知識

しくみがわかるKubernetes Azureで動かしながら学ぶコンセプトと実践知識

どんなのがいいか迷ったんですけどこれにしてみました。

すごいありきたりな感想なんですが、

わかりやすい!

何がいいかというと

  • なんの知識もない自分でも
  • アーキテクチャーが理解できて
  • 運用が想像できる

ような本だったのです。

アーキテクチャーという部分で、マニフェストファイルをつくってkubectlで指示をだすとManagerやらSchedulerに指示をだしていろいろとコンテナを作ってくれる、
といった感じにKubernetesの中身の役割も説明してくれてるのが良かったです。

他にもメンテナンスの場合など運用時にコンテナをどう減らすかや
ノード自体の退縮なども、まあまあ想像のつく運用時のケースは網羅されていたので、
そういったところもわかりやすいポイントでした。

あとやっぱサンプルマニフェストファイルがgithubにあがってるのはいいですね。

ほんとこれを読めばKubernetesがわかった気になれるなと思いました。

あとこの本を読む前に分散システムデザインパターンというのも読んでいたんですが、さすがにKubernetesがわからないとつらかったです。

こちらもデザインパターンとしてしておくといいですね。Faas的な使いかたもできるとは知りませんでした。

薄い本なので読みやすいです。

分散システムデザインパターン ―コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計

分散システムデザインパターン ―コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計


久しぶりに投稿するとどうやって書いたらいいかわからなくなりますね...。