「インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門」を読んでみたけどかなりいい本!

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インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
を読んでみました。

たまたま部署で購入したのと、ネスペ対策をしてたので興味があり読んでみました。

感想としては、ネットワーク技術を知るためとネスペ対策としてとてもいい本でした!

ネットワーク設計を実践的に解説するような本ってあんまり見つけたことないんですよ。

ですけども、これは実践的な設計も解説してるし、基礎的な技術も説明されているのでとても勉強になりました。

かなりざっくりで章の内容とよかったポイントをあげてみます。

  • 第1章 物理設計
    • LANケーブルの中身まで解説がある。
    • サーバーラックの設計解説
  • 第2章 論理設計
    • ここでルーティングのイメージがわいてよくわかります。
  • 第3章 セキュリティ設計・負荷分散設計
    • 公開鍵認証のプロトコルは実際のところなにやってるのかがわかる。
  • 第4章 高可用設計
    • パターン別に高可用設計を解説してて、さらにどこの機器が壊れたら通信はどこを通るのか?というのがわかりやすい。
    • 特にここはネスペ対策としても理解が深まって良かったです。
  • 第5章 管理設計
    • SNMPの勉強に良かったところ。

といった感じですね。

自分はネスペ対策をしてたからだいたいのところは理解してましたが、
ネットワークエンジニアが最初に読む本としてはこれはかなりオススメできるのではないかと思います。

Ciscoなどの特定機器で仕事してる人も実際の製品で説明してる部分があるので、そういった点でもオススメですね。

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版

姉妹本にデザインパターンもあるんでこちらも読んでみようかと思います。