こんにちはsuganooです。毎度コタツ記事です。
最近、っというかかなり前から中国の存在感は大きくなってますよね。
ITエンジニア的にはそんなの関係ないかなーと思ってました。
なぜなら
- 中国人だって英語できるでしょ
- 自分英語得意だし
- そもそもプログラミングって英語で書かれてるし
なんて考えてて、一度中国語やってましたがすぐにやめてしまいました。
ですけども最近仕事をしていてうすうすと、いやだんだんと強く感じることがあります。
- プログラミングのReadmeなどのドキュメントを読んでても中国語版が多い
- そもそも中国人が作ったものが多いなー
と感じてきました。
もうITエンジニアも中国語をやった方がいいんじゃないかなと思うフシをつらつらと書いてみます。
あ、将来こうなるよだからこうした方がいいよって記事じゃないです。
こんなTweetが目に入ったんですよね。
中国側との打ち合わせで言われた衝撃の一言。
— lophius(魯) (@litulon) 2019年1月12日
「こちらは人件費が高いので日本で技術者雇って設計してくれない?」
これマジ
— あれっくす@一番下手っぴでいい (@MHTcode_Alex) 2019年1月13日
デザイン案件とか国内の品質が高いのと、人件費が安いからめっちゃ来てる
デザイナー各位は中国語学ぶか中国語の通訳やれる人と組むと商売捗ります
エンジニアは中国語学ぶと技術ブログ読むのが捗る
2015年あたりからAndroidは日本語よりも中国語で書かれる記事数が多くなってる https://t.co/auGajvt4p9
すごく同意ですね。Go言語のライブラリーもちょっと調べるとすぐ中国人なので中国語やり始めようかと考えちゃいます。 https://t.co/sdjOy1bjEK
— suganoo@Go好きビッグデータインフラの人 (@suganoo) 2019年1月13日
中国国内でも人件費が高騰してるようですね。
40代の方、日本市場だけで逃げきれます。30代の方、英語かプログラミングかどちらかはマストな時代がすぐ来ます。20代の方、英語とプログラミングと両方マストな時代がすぐ来ます。10代の方、中国語とプログラミングがマストな時代がすぐ来ます。
— やス (@Yasu0131) 2019年1月14日
やっぱ中国語は必要なようですね。
最近中国について感じること
中国に関係することで最近感じることがあります。
beego, parquet-go
Go言語を仕事で使うんですが、githubのリポジトリみても中国人エンジニアがかなり多いなと感じます。
しばらく前にビッグデータ用のデータのSQLを早くするために、Parquet形式でデータ変換する作業をしていました。
どっかにGo言語で変換するライブラリないかなーと探していましたら下記のリポジトリが見つかりました。使いやすくていいなという感想で、この開発者の名前からたぶん中国人ITエンジニアかと思えます。
github.com
またGo言語のWebフレームワークになんかいいのないかなーと探してましてbeegoというのを見つけました。beegoは中国でよく使われてるみたいですね。Go言語のWebフレームワークといったらGinかbeegoが有名でgithubのスター数が多いです。
beego.me
なんとはなくbeegoに限らずGo言語って中国人開発者が多い気がするんですよ!?
そんでbeegoの情報をGoogleで探そうとしたんですがあまり見つからず、やっぱりGoogleが制限されてるわけで、でも百度(バイドゥー)だとけっこう情報が見つかるんですよ。その情報を知りたいんですが中国語でそのまま読めたらなーっとめちゃくちゃ思うんです!
欧米でも中国語習ってる
しばらく前のニュースですがこんな記事もありました。
欧米でも中国語をやってるようです。ジム・ロジャースもシンガポールに転居し娘に中国語を習わせてるとか。
www.businessinsider.jp
まったく余談ですが、去年あたりBBCのニュースを見ていたら中国のスーパーコンピューターの話が出てました。
ほうほうふむふむと見てて、外国人レポーターが研究者にインタビューしてたんですがそこで少し驚いたことに、いかにも欧米系の男性が流ちょうに中国語でインタビューしてたんですね。
その時の動画を探したんですが、ぜんぜん見つからず残念。
子供のころから中国で育ったとかあるかもしれませんが、中国の経済発展をみて中国語を覚えたのかなと想像してしまいます。
欧米人があんな漢字満載の言語を覚えてるわけですから、日本人として負けてられないなと感じます。
中国のインターネットニュース
しばらく前から「中華IT最新事情」というブログを見てるんですが、最近の中国のIT情報が記事になってて面白いです。
tamakino.hatenablog.com
いくつか記事を見たところ、下記のあたりのメディアが情報源であることが多いです。
トウーティヤオは有名ですね。
www.toutiao.com
またほかにもこんなメディアやこんな記事が面白いです。
36kr.jp
今から備える
今の中国はITにしろ何にしろ投資額がものすごいわけです。シリコンバレーと同じくらい(それ以上?)ですよ。詳しくは「テクノロジーの地政学」を読むとよくわかりますよ。
blog.suganoo.net
中国の経済はものすごい発展してるとはいえ、ITエンジニアとしてはあまり関係がないと思っていました。
ですがtiktokのヒットにしろHuwaweiにしろ中国ユーザーの数もけた違いですから、マーケティングやらIT技術やらと学べるところがむちゃくちゃあるんだろうと考えられます。そうすると翻訳者のフィルターにかかった情報だけじゃなくて、自分でいろいろ探したくなりませんか?むしろ今後は自分で探せるようになるべきじゃない!?なのでITエンジニアも中国語やった方がいいんじゃないのかなと思う次第です。
当然ですが語学はおし!やろう!っとすぐにできるものじゃないから日々着々と学ぶ必要があります。
なのでコツコツやってくと真似されにくいスキルになりますよね。なので私は今年中国語をがんばります。
こちらの記事にあるように中国はもう世界ナンバーワンになろうとしてます。
ITエンジニアでも中国語やっといた方がいいんじゃないのでしょうか。
www.businessinsider.jp
私は早速中古でこれ買いました。
以前中国語を学んでた時に中国語ジャーナルが勉強になったので、それ買おうと探してたんですけど休刊してるんですね!驚きました。ショックです。
でもまあAmazonの中古かメルカリで売ってますよ。
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2013/03/09
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (1件) を見る
NHKテレビ テレビで中国語 2019年 01 月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2018/12/18
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 于美香,于羽
- 出版社/メーカー: 語研
- 発売日: 2005/10/22
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る