こんにちは suganoo です。
「Real World HTTP」を読んでみました。
会社に置いてある本だったのですが、HTTP通信のところについては勉強しておきたいなと前々から考えていたので今回読んでみました。
実は以前も読んでみたのですが、1/3くらい読んで難しくなってやめちゃったんですよねw
ですがざーっとですが、途中端折ったものの、今回は読み切りました。
Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術
- 作者: 渋川よしき
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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HTTP通信の基本
IT系のプロダクトってほーーんといっぱいあるますよね。はっきりいってそれを網羅しようなんて絶対無理です。
Javascrptは様々なフレームワークが出てくるし、プログラミング言語もいっぱいあります。ですが基礎的なHTTP通信はほぼ変わりにくいので、そこを理解するのはとても重要です。
なので本書ではHTTP周りの技術が網羅されてるので、かなり勉強になりました。
内容
詳しい目次はAmazonを見た方がいいです。
Amazon CAPTCHA
ざっくり主観的な内容を挙げてみます。
- HTTPの歴史
- HTTPの基本機能
- Go言語のHTTPクライアントサンプル
- HTTPの拡張機能
- HTTP2について
- セキュリティとかREST APIとか
といった内容でした。
読んでて勉強になりましたが、curlを使っての説明が多くなんと言っても curl が詳しくなりますww
あーこういう風に使うのねーというところが多いです。
技術的知識もコンパクトに幅広くまとまっています。範囲がほんとに広いので仕事で使ってる技術じゃないとピンとこないところが多かったです。
なので1,2回読むだけじゃ理解できないだろうから辞書的に使うのがいいかもしれません。
個人的にGo言語のgorilla/websocket使ってWebSocketを勉強しようとしてたので、ちょうどその内容が取り上げられておりよくわかりました。
WebSocket使うときになんでUpgrade関数使うのか?っと不思議に思ってましたが、プロトコルをアップグレードしてるんですねぇ。(P173付近)
そのへんのプロトコルのアップグレードのサンプルコードもあり勉強になります。
サンプルコードはGo言語ですが、それほどソースコードをもとに説明されているわけではないのでGo言語知らなくても読めるでしょう。
あわせて読む
ただちょっとうーんと思うところとして、広く浅いなというところです。
インフラであまりネットワークに関しないてきとーな仕事をしてる自分には勉強になりますが、ネットワークの仕事をしてる人にとっては物足りないかもしれません。
下記のようながっつりした本の方がいいかと思います。
- 作者: 竹下隆史,村山公保,荒井透,苅田幸雄
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2012/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これらの本もオススメです。
blog.suganoo.net
とは言え今回も勉強になる良書でした。
Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術
- 作者: 渋川よしき
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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