もう時効だと思うので書いてみようと思うことがある。
実は去年の夏前に転職の応募をしていた。
本気度は低かったけど、ダメもとで応募して採用されればラッキー程度な感じで応募した。
2,3年に一度はやめるやめないにかかわらず転職を意識したほうがいいと聞く。これはほんとそうだなとその時実感した。
2020年の7月の月初にとある企業に応募してみて、中旬の金曜の午前中は面談だった。在宅勤務だったんでやりやすかった。
現業務をどうするかも採用がきまってから考えればいいやと考えてたので応募してみたわけ。
このコロナのご時世だからZoomによる面談だった。
自分としては技術面の質問や職務についての質問についても、けっこう好感触に受け答えができたかなという感じだった。
だけども昨日「ご期待に沿えない」選考結果が届いた...。ほかの会社も書類選考時点でお祈りも。
なんとも残念だったけど、でも転職の行動はやっぱメリットが大きいのではと思う。
職務経歴の棚卸
転職をしようとすると、まず職務経歴の棚卸しが必要だ。
転職を意識しない限り自分のキャリアを見返さないからすごくいい機会だ。
自分はSESで働いてるせいか定期的に2,3か月毎にgithubにやったPJ内容を更新してるので、職務の棚卸しはそれほど面倒でなかった。
けども、これ転職回数が少ない人がやったらこの時点で挫折するよね...。
普段から職務経歴をドキュメントに更新してたのはかなり役立った。
普段の業務の意識
普段からなるべく意識してるけど、
- 「自分の価値が(転職市場で)高まるように」
- 「"今の"業務をがんばる」
というのはとても大事なことだ。
今転職しなくても、来年以降でも転職するときのために、自分の力で現状を良い方向に変えた経験はいいネタになる。
また今回の面談でも、相手側企業がどんな技術スキルを求めやすいのかというのも実感としてわかったのが良かった。
それを踏まえて現業務でやってみたいこともいろいろ増えた。
意外な発見
またけっこう有名な大きめの会社であっても、部署によっては今の業務でも通用するものがあったり、抱えてる問題も似たようなことが多かったりで、それほどビビる必要もないんだなとわかった。
それと有名企業であっても年齢構成が偏っていたり、それなりにいろいろと問題はあるんだなーとよくわかった。
現状維持バイアス
あと転職した人にしかわからないと思うけど、応募するボタンを押す瞬間に躊躇してしまうあの感覚を思い出した...。
「ほんとに転職する必要あるのか?」
「まだ現状でもいいんじゃないのか?」
「もし決まったら上司になんて説明しよう...」
などなどの葛藤。。。
個人的にこれ「現状維持バイアス」って呼んでるんだけど、初めての転職の時のドキドキ感がよみがえった。
そういうのも含めて在職中により良い環境を探すのは大事なことだなと感じた。