イマイチな経歴な人のために

hiring

今年40歳になるのだけどここ2,3年でエンジニアの経歴書を読むことが増えてきた。

やっぱり数年も経てばお客様先の会社でも組織変更などが起きたり、同じフロアで働いていた別の派遣会社でもエンジニアを引き上げたりと循環させているのをちらほら見かける。

それに乗じて自社のエンジニアも提案できないかなーといつも考えてて、営業部門にもどんなエンジニアいるのーと聞いたりしている。


そんで経歴書をちらほら見てみるんだけども、いわゆるよい開発・運用経験を持った人はいいのだ。

見かける単語がキラキラ光ってて有名IT企業の求人にまさに合致したような経歴だったりすると、ほんとあっという間に契約が決まる。

でも、そんな人ばかりではない。むしろごく一部なのだ。

そういうキラキラしてない、というか普通の経歴の人の方が多いわけで、それでもいいところを探したいなと思うのが人情だ。

やっぱ運用監視オペのような経歴が多い経歴書を見ると、うーん....っと思ってしまうんだけどなんとかいいところを探してみたい。

まぁでもそんなにいいところが見つからないのがツラい所なのだ。

運用監視オペが悪いとは言わないけど、キャリアの発展性を考えるとツライところがあるよな。



そういうパッとしない経歴書を見るとさ、自分でも自分の経歴書をみて採用しないなと思うんだよね。

俺もそうだったからな。すごく、よくわかる。




そんでさ、じゃあパッとしない経歴だったらどうすりゃいいのかが大事なんだよな。

そういう時に自分なりにどうしたらいいのかを考えてみたんだけど、次の3つかなと思う。

現状業務を実験と考えてキラッとした経歴にする

いかに次の業務でステップアップできるように、現状業務にキラッとした経歴を関連付けていく。

当たり前だけど現状業務をしている時間の方がすごく長い。
その時間の中で新しいプロダクト試してみるとか、リーダー経験をやってみるのが一番いい。

費やしてる時間も長いから、採用側も信頼を持って見てくれる。

資格と自己学習

それができないこともある。すごくよくわかる。20代の時にガラケーのテスター業務をやってて、なんの改善もできないじゃんと途方にくれたことがある。

そういう時には資格だと思うんだ。特に情報処理系の資格、基本情報処理や応用情報技術者試験とかだ。

自分も他人の経歴書を見ててイマイチな経歴だった場合、情報処理の資格を持ってないか気になるのだ。

なかなか難しいから、そういう資格があれば職歴がイマイチでも救ってあげたいと人情が働くのだ。


そんで、そういう資格のお勉強にモチベーションが上がらないというなら、自己学習によるポートフォリオがオススメだ。

自分でWebサイトを作るなりしてWeb開発をしてみるとか、自宅サーバーにLinuxを入れてみるとか自己学習のアピールするのだ。

そういうところで自走できる人ですよアピールがあると、契約してみようかという可能性が高まる。


それらもできないならどうすればいいか?

もう知らん。

申し訳ないがエンジニアに向いてないから辞めたほうがいい。


上にも書いたけど20代の時のガラケーをしてた時代はほんとに仕事がつまらなく、今ほど学習サイトがなかったからどうすればいいかもわからなくて、ただひたすら資格を取りまくっていた時期がある。

なのでいい歳をしてイマイチな職歴でいい業務につきたいと言ってるのに、なにもしないで資格も無かったりすると突き放したくなってくるのだ。


大変かもしれないけど、勉強したほうがいいよ。

がんばったらがんばった分面白い仕事にめぐりあえる。

今大変なのは将来のため。

このブログを読んでる人で今不遇な境遇でもお勉強がんばって続けていたら、いい仕事にめぐりあえるよ。

ほんとに。

あとちょっとがんばろう。



ま、とりあえず、基本情報技術者試験くらいは取得しましょう。