久々に骨太のすげーいい本に出合いました。
メンタリストのDaigoさんのYouTubeでこれが勧められていたので思わず買ってしまいました。
「いい戦略 悪い戦略」ページ数が多いものの力で読み込みました。
読者対象としてはコンサル、経営層、管理職などの方がいいんじゃないかと思います。
前半で悪い戦略の特徴を挙げているんですが、どれもこれもわかるんですよ。あるあるだなと。
「売上130%を目標にすることを来期の経営戦略にします。」
とか。
いや、あの、130%アップというのは結果であって、それを到達するためには何に重点を置くのかを描くのが戦略なんですよね。
ほかにも経営の課題を話し合って、部門で対立してしまったから折衷案をやります!
やることが明確になったのでリストの上から取り組んでいきます!
などなど
こういうったあるあるな悪い戦略が前半で語られています。
自分は経営戦略とか練ったことないけど、こういうのよく聞くな―と思ってしまいました。
中身の解説で良く古典の軍事的歴史が話されていますが、そういうところもとても学びになりました。
そして良い戦略としての診断・基本方針・行動。
長く説明がありましたが私の解釈としては、戦略を立てるには業務に精通してボトルネックを見つけて、その最善策を立てることが良い戦略なんじゃないかと解釈しました。
ページとしてはかなり長いのでつらいですが、全体としてそういった解釈のことを説明されています。
あと内容的にこれって個人のキャリア戦略としてもあてはまり活用できるといえます。
今自分の業務が何をしていて、次の転職に役立ちそうなのはどれか?、単純作業はどう減らしていくか、、、などなど個人のキャリア戦略としても考え方が活用できるなと思いました。
ほんと長いですけどおすすめです。