コロナの影響で自分の常駐先でも在宅勤務が始まりました。
Twitter を見てると「派遣社員の対応が後回しにされたー」とか派遣社員の待遇が悪い話を見るんですが、ありがたいことに自分の常駐先は分け隔てなく、かつモニターやイヤホンマイクを自宅まで郵送してくれるといったことまでしていただいて、なんといいところにいるんだと感動しています。
ところで実は自分は在宅勤務は否定的でした。
というのも電車乗ってる時間が無駄だという論調を聞きますが、
自分にとってみれば強制的に読書時間が取れていいじゃんと思ってたからです。
それがなくなるわけです。
ほかにもちょっとしたことをSlackやらなにやらで、かちゃかちゃタイピングしなければならないわずらわしさがつらいというのもありました。
そんなことをざっくり考えていましたが、ちょっと自分のためにも在宅勤務のメリットデメリットを書いてみようかと思います。
まずいいところ
英語の勉強ができる
これ!!在宅勤務してたら英語とか聞きながら仕事したいなーと思ってたんです。
オフィスでもイヤホンしながら仕事してる人はまれにいますが、皆が集まるところで自分の空間に入ってシャットダウンするようなことはしたくないと思っててやれなかったのです。
NHKの実践ビジネス英語やNPRを聞けるので、なかなか英語力を落とさない環境が作れました。
www2.nhk.or.jp
Udemyで勉強ができる
Udemyもこれは前からなかなかできないことでした。
これもオフィスでUdemyを見ることなんてできません。
なにやってんねん!って言われちゃうでしょう。
在宅だと昼休みや、仕事が終わったらすぐに切り替えてUdemyで学べるのはほんとにいいなと思いました。
雨降っても関係ない
自分ちは最寄り駅まで電車で10分なのですが、雨が降ったらつらいんです!
それがない!!ありがてー
家族で食事がとれる
ちょっとこれは考えてた以上にいいことでした。
娘(2)がまだ小さいので「パパと食べる―」とかよく言ってくれるのですが
昼ごはん、夕ごはんをいっしょに食べられるのは妻も娘も喜んでくれてかなり嬉しいことでした。
食事だけではありませんが、仕事中に別の部屋から妻がやってくれてる物音がわかるんですよね。ほんと様々なことやってくれてるんですよ。仕事をさせてもらってるとあらためて感じました。
ZoomMTGでストーリーの作りこみが鍛えられる
ZoomのMTGは最近始まりました。
月に一回10人以上が集まるMTGがあって、そういうのもできるのかなーと不安がありましたが、ぜんぜん問題なくできるんですよね。
やってみて、なんだできるんじゃん!と気づく。
一応いろいろ準備をしていたのが良かったと思います。
Zoomで気を付けたこと、っというかZoomに限らないけど
- 報告する重要ポイントを絞る
- 話すストーリーを作っておく
- マネージャーの想定質問を考えておいて根回しもしておく
とかしておいたのがよかったのかなと思います。
報告って鍛えられますね。でもとても大事なことだと思います。
ニュースを見てると働かないおじさんがいたりして、報告も逃れることができるみたいですね。
ですが週に1回は報告日を自分から作ってフィードバックをもらうことは在宅勤務にかぎらずやっておいた方がいいことですよね。
そんでツライこと
読書の時間が少し減る
これは最初から懸念してました。
家には小さい娘がいるし、家にいるのに自分の時間だけを持つなんてうちでは至難の業です。
自分にとっては読書命ですから、そこで通勤がなくなり一日のうちで読書の時間がとれないのはつらいのです。
とはいえ在宅勤務にしてもちょこちょこ本を読む時間は確保できるのでそれほどデメリットでもないことが後からわかってよかったです。
在宅勤務は家族のサポートがないとつらい
在宅勤務になって悩む人というのはたいてい小さい子供がいる家庭ではないでしょうか?
そうなんですよ!うちも小さい娘が仕事中に邪魔してくるんじゃないかと悩んでいました。
うちの場合は妻が専業主婦で平日は妻が娘の面倒を見てくれて、自分が仕事に専念させてもらっています。つくづくほんとうに恵まれていてありがたいことだと思っています。
これって子供がいて共働きだったらつらいところだなと想像できます。
解決方法が見当たりませんが、子供の対応に限らず在宅勤務は家族のサポートが必要なケースがあるので協力を相談しておくべきだなと思いました。
在宅勤務の環境投資はしておくべき
急に在宅勤務になってしまったのでうちには机がありませんでした。
今はなんと使わなくなった電子ピアノを机に見立ててノートPCで仕事をしています...。
また椅子も平べったいやつなのでお尻が痛い...。
いかにオフィスの環境が恵まれていたか実感します。
なのでよさげな家具は買っておいた方がいいです。
タイピングめんどくさい
これはやっぱり解消しないです。
Slackに書き込む量が増えてめんどくさいです。
Zoomでやればいいじゃん、と思いますが、Zoomでやるほどでもないけど独り言以上なちょっとしたこと、これまでならすぐに話しかければいいことがSlackに書き込んでるのでめんどくさいです。
運動不足
よく聞く話ですが、ほんと運動不足になりますね。
通勤は意外とエネルギー使ってたんだとわかります。
まずお腹空かないですもん。
あいまいな仕事は放置になりがち
これもあとから気づいたんですけど、誰がやるのか決まってないボールのタスクは誰もやらないです。
在宅勤務であればなおさら自分の仕事に集中するので放置されがちだなと思いました。
なので1日一回のショートミーティングでもして、タスクを確認することが大事です。
他人の作業がわかりにくい
例えば設定作業として自分は関わらないんだけど、隣のデスク同士の人が作業していることを想像してください。
オフィスで作業をしていればAさんとBさんとCさんが話し合ってるから、
あーまたあの案件で話してるんだなーとかわかるんですよ。
話し声も聞こえるし。
でも在宅勤務になるとまったくわからないんですよね。
例えばそれらの方たちが障害対応で火を噴いてるとしたら、
そのSlackなりのやりとりを見ない限りまったく状況が感じ取れないんです。
うーんまあ、余計な作業が降られないでいいかもしれないけど
仕事の幅は広がりにくいよなーと考えてしまいます。
トータル的に見てもデメリットは少々あるけどもメリットの方が大きいんじゃないのかというのが実感です。こんなことならもう少し早く取り組んでおけばよかったなと思います。
また今後の仕事の仕方はどうなるのだろうかとも想像してしまいます。
おそらく在宅勤務の流れは止まらないでしょう。
そうしたときに転職はどうなるのか?最初に仕事の説明はどうやって覚えるのか?
ちょっと気になってしまいますが、これまでどおりきちんとストーリーをもって報告するやり方を持っていれば大丈夫じゃないのかなと思ってます。
あとほかにも家にいる時間が長くなるので、住宅リフォームとかも増えてくるんだろうな。