インフラをGCPで運用している話をよく聞きます。
クラウドであればAWSが優勢なのですが、有名どこのIT企業の話を聞くと意外にもGCP使いまくりだったりして、GCPも知っておきたいなーと思うようになりました。
そんでいろいろ探してみたんですがタイトルの本を選んでみました。
Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド
- 作者: 遠山陽介,深津康行,中庄谷哲平,小島仁志
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2018/05/17
- メディア: 単行本
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読み終わった感想としては、これはGCPの全般的なサービスを理解するのにとてもいい本だなと思いました。
読み始めたばかりだけどGoogleのプロダクトを体系的に理解できるのでわかりやすい。
— suganoo@Go好きビッグデータインフラの人 (@suganoo) November 25, 2019
BigQuery, BigTable, Datastore, SQL, Spannerの違いわかる?
Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド https://t.co/E5CpyVPPYB
これ読み終えたけど、やっぱりいい本だった。
— suganoo@Go好きビッグデータインフラの人 (@suganoo) November 28, 2019
後半にオンプレからGCPの移し替え想定があったけどこれもまた理解が深まった。
ネットワークスペシャリスト試験をがんばってたけどまさに問題で出るような内容だったので、こんなところで試験内容がほんとに活きるとは思わなかった。
まあもともとAWSも使ってたし、AWSソリューションアーキテクト試験も挑戦したこともあったので(落ちたけどな!!)、あーこういう感じかと理解しやすい素地はありました。
前半で出てきまして、GCPのストレージ系のサービスはいろいろあるんですが
BigQuery, Bigtable, Datastore, SQL, Spanner
これらの違いってわかりますか?
私は全然わかりませんでした。
BigtableとBigQueryはおもにデータ解析系のサービス。
Bigtableは大量データのクエリレスポンスめちゃ早いけど、複雑なクエリはできない。それに対して、BigQueryは複雑なクエリもできるよ。
あとBigtableってNoSQLの範疇だったことも知らなかった。
アプリで使いたいとなると、
キーバリューとして使いたいならDatastore、
RDBとしてMySQLの代替として使いたいならCloud SQL、
RDBに拡張性もほしいならSpannerだそうです。
思わずほーっと声が出てしまいました。
詳しくは読んでみてください。
他にもStackdriverはFluentdみたいなものなんだーとか
Kubernetesもサポートしてるんんだなーとか出てきます。
IAMやネットワーク関係はAWSとほぼ同じ感じですね。
最後にオンプレからGCPに移行する模擬ケースの紹介がありましたが、これは理解を深めるのによかったなと思いました。
10月にネットワークスペシャリスト試験を受けてましてずーっと試験対策の勉強をしてたんですが、まさに問題に出るようなアーキテクチャーが出て来て理解がしやすかったです。
こんなところで進研ゼミ体験ができるとは思いませんでした。
知識はどんなところで役立つかわからないですね。
なので今回の本はオススメします。