「コンピュータサイエンス探偵の事件簿」を読んでみた

久しぶりに最後まで読み切れなかった本を読みました。。。

やっぱ自分のブログでせっかく紹介するんですから
いい本よかった本を紹介したいわけです。

でもそれは今回できません。。。
せっかく時間かけて読んでしまったので紹介します。

最初にいいたい

まどろっこしい!

著者や翻訳者に申し訳ないとは思いますが、率直な感想です。

アルゴリズムをわかりやすくするためなのか
ストーリー形式にしたせいで、かえって読むエネルギーが削がれました。

なぜこれを選んだか

会社にあったので読んでみようと思いました。

またアルゴリズムは基礎中の基礎でとっても大事だし、
初心にもどって学びなおしたいと常々考えてたからです。

物語いらなくね?

内容としては、物語の警察庁の中で書類が盗まれたそうです。
それを警察を辞めた探偵がキーマンなどを探していきます。

その探し方が一軒一軒お店を探す(線形探索)であったり、
航海記録から最後の記録ページを探すためにページ数の半分づつ探したり(二分探索)、
警察学校の教授の順位政略を年齢別に入れ替えたり(ヒープソート)、と

物語の中で何かしらの探索をしていて、自然にアルゴリズムの考えが身につくようにしています。

ですが、これがまどろっこしい!!


プログラミングやってると無駄を省きたい衝動に駆られるんですよ。

そんな物語はどうとかいいから要するに何がいいたいんだ!っと
言いたくなってしまいます。

もう文章より、ソースコードをばんっ!と出す!
そんな風にしてもらいたいと強く思ってしまいました。


もしくは数式だけバン!がシンプルで好きです。

アルゴリズムの話は基礎を網羅してる

まあでもアルゴリズムとしては基礎的内容が網羅されています。

警察学校でアルゴリズムを教えているようで
各章最後に「警察向けアルゴリズム入門講座」という
まとめとしてアルゴリズムの説明があります。
それで十分かなと思いました。

あとやっぱりソースコードがないのが不満です。

まとめと感想

3分の2くらいは物語部分を読み飛ばしてしまいました。
各章最後に「警察向けアルゴリズム入門講座」を読むだけで十分かなと思います。

不満はいろいろありましたが、これは初心者向けの本ですね。
かつプログラミングなどを苦手にしてる人や、
やり始めて日の浅い小中学生が読むのがいいかもしれません。