- 作者: リチャード・テンプラー
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たまたま娘をベビーカーにつれてショッピングモールに行ったとき
本屋の入り口にあった本を手にした。
娘がいるのでずーっと読むわけにはいかなったのだけど、
たった数十ページ読めた部分の中のエッセンスは
仕事の考え方として、とても意味のある内容だと思った。
この本だったかなともうろ覚えだし(でもたしかこれ!)
全部を読んでるわけではないのだけど
思い出せる部分だけメモしておく。
失敗に学ぶ
失敗を何度も繰り返してはいけない。
自分の失敗であればあの時あーだったなと
思い返すことで学習し回避することができるだろう。
だが他人の失敗から学べとよく言うが
実際に他人の失敗から学ぶことはできるのだろうか?
これはかなり難しいことと思う。
なぜなら失敗のショックは経験できないからだ。
それに失敗談を聞いてもことこまかな状況は経験、想像できないから
どうしてそうなったかは深く心に刻まれにくいのではと思う。
そこで本書ではどう言ってるか?
人の失敗を手伝うことで失敗の原因を探る
これはすごくいい
エンジニアの仕事をしてて障害とかはいやなんだけど
よく言われるのは「炎上案件で鍛えられた」
ということ。
自分の仕事に置き換えると
(他人の)障害を通して自分の学びにしてしまうというのは
とてもいいなと思いました。
仕事でのオンリーワンとは
自分にしかできないような仕事がしたい
選ばれるような仕事がしたい
と思う人は多いだろう。
オンリーワンの仕事ってなんだろうなと思うと
自分がパッと思いつくような仕事でも
オンリーワンじゃんと考えてしまう。
でもなんか違うんだよ
そこで本書では
組織にとって有益であり、自分にしかできないことが
オンリーワン
そうなんだよな!
「組織にとって有益」じゃないと
変なことやってるただの無駄なオンリーワンなんだよな
すごく納得してしまった言葉でした。
となると組織の全体感としてどこに向かってるのかを
把握することがとても大事だなと再認識しました。